先輩ママ直伝。出産前に買って後悔 ~ベビー用品~

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先輩ママ直伝。出産前に買って後悔 ~ベビー用品~

妊娠中に出産準備としてやることといえば、ベビー用品を揃えることですよね。初産の場合は特に、「買っても使わなかったらもったいないけど、一応買っておくべき?」とか、「まずは必要最低限のものだけ揃えたいけど、何を買えばいい?」と疑問が多いと思います。 この記事では、妊娠・出産を経験したママの声をもとに、出産前に買って後悔したベビー用品についてまとめました。先輩ママの意見は現在妊娠中の方にとってとても参考になるでしょう。 出産前に買わなくていいものがわかれば、妊娠中には必要なものだけ揃えることができ、無駄な出費や手間を省くことができますよ。

「ニューボーンフォト」とは?

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赤ちゃんの体質や子育て環境によって必要なベビー用品は異なります。そのため、出産準備のリストなどによく載っているアイテムでも、人によっては買ったけど意外と使わず後悔したというケースは多いのです。

ただ、必要かどうかは産まれてみなければわからないですし、初産の場合は特に、妊娠中に産後のことをイメージするのは難しいですよね。使うかわからないものは出産後に必要なら用意するといいでしょう。

ミトン

ミトンは赤ちゃんが自分の顔を引っかいて傷をつけるのを防ぐために使います。ただ、ミトンをつけると赤ちゃんが嫌がる、自分で取ってしまうという理由で使わなかったという声が多数。

引っかき傷は赤ちゃんの爪をこまめに切っていれば防ぐことができるので、絶対に必要ではないでしょう。

スタイ

スタイはベビー用品の中でも必需品と思えますが、こちらも意外に使わないことがあります。それは赤ちゃんのよだれが少ない場合です。 よだれの量はかなり個人差があり、1日に何枚もスタイを取り替えなければならない子もいれば、中にはほとんどよだれが出ない子も。成長するにつれよだれの量が増えていく赤ちゃんもいるので、様子を見て買い足しましょう。

また、スタイは出産祝いでもらうことも多いので、妊娠中には必要最低限の枚数だけ用意しておくといいでしょう。

鼻水吸い機

赤ちゃんの鼻水を吸うためのものですが、産まれてしばらくの間は外出する機会も少なく赤ちゃんが風邪をひくこともあまりないため、すぐには使わないでしょう。種類や値段もさまざまなので妊娠中にリサーチしておき、出産後必要になってからじっくり選んで買うといいですよ。

ベビーベッド

ベビーベッドは購入すると値が張る上に場所も取ります。その分、使わなかったときの後悔が大きいアイテムです。 いざ育児が始まると、赤ちゃんがベッドで寝るのを嫌がる、ママやパパが隣にいないと寝てくれないということは少なくありません。

2人目以降の出産で上の子がまだ小さい場合や、ペットを飼っている家庭ではベビーベッドがあると便利という声も。初産だけどベビーベッドを使いたい場合は、レンタルや知り合いから借りるなどの方法を検討してみてください。

他のもので代用できるアイテムも!

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今はベビー用品としてさまざまなものが販売されていますが、実は専用の物でなくても他のもので代用できることもあります。買っても使うかわからない、短期間しか使わないといったものは代用品を使えば出費を抑えられますよ。

おむつ用ゴミ箱

おむつ用のゴミ箱は防臭機能がついていることが最大のメリット。ただし、サイズが大きく場所を取る、専用のカートリッジが必要なものはランニングコストがかかるといったデメリットもあります。

先輩ママの中には、普通の蓋つきのゴミ箱や段ボールをおむつ用ゴミ箱として使っているという声もありました。防臭袋を使うことでニオイ対策もできます。 ゴミ箱そのもののニオイが気になったときも普通のゴミ箱であれば簡単に丸洗いできますし、段ボールなら捨てて新しいものに取り替えられるので衛生的ですね。 ただ、母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんと離乳食が始まった赤ちゃんではお通じのニオイがまったく違います。離乳食が始まってからおむつ用のゴミ箱を買ったという先輩ママも。離乳食が始まる時期までは代用品で試してみるのも一つの手かもしれません。

セレモニードレス

退院の日やお宮参りで着せてあげたいセレモニードレスですが、それ以外で着せる機会はほぼありません。新生児サイズのものがほとんどなのですぐにサイズアウトしてしまうため、高いわりに1~2回しか使わなかった、別になくてもよかったというママが多いです。

しかしながら、退院時やお宮参りには綺麗なお洋服で撮影して、きちんと記念を残してあげたい気持ちもありますよね。 その場合には普通よりちょっとよそいきのカバーオールを着せてあげたり、フォーマルなデザインのスタイをつけてあげたりすると特別感が出ます。イベント以外でも普段着として使えるのでコストパフォーマンスも高いです。

おくるみ

おくるみは赤ちゃんを寝かせるときや防寒グッズとして赤ちゃんを包むために使います。そのため、専用のものでなくてもバスタオルやブランケットで代用することも可能です。

洗い替え用に数枚用意するとか、季節によって素材を変えたい場合などはタオルなどのほうが用意しやすいかもしれませんね。 タオル地のブランケットやガーゼバスタオルなど赤ちゃんにとって肌触りがよく、刺激のない生地のものを選びましょう。ちゃんと赤ちゃんを包み込める大きさのタオルであることもポイントです。

消耗品のまとめ買いには注意!

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消耗品はお店やネットでまとめて買うと割引されることが多いです。どうせ使うなら、と出産前からたくさん買い置きするママも。しかし、「買っておいたけどうちの赤ちゃんには合わなかった!」とか「使う時期が過ぎて余ってしまった!」という声もあるため、まとめ買いには注意が必要です。

粉ミルク

産まれた病院では母乳に加えミルクを飲ませることが多いですが、退院後母乳だけで足りる場合、ミルクは使いません。また、赤ちゃんによってはミルクの好みがあり、「このメーカーのミルクは飲むけど他のミルクは飲まない」ということも。

初産の場合、自分は母乳が出る体質かどうかがわからないためミルクも多めに用意しておかないと、と思う方もいるかもしれませんね。しかし、たくさん買っておいても使わないこともあるので、まずは小さいサイズのものを用意しておくことをおすすめします。

哺乳瓶

こちらも粉ミルクと同様、完全母乳育児の場合は必要ありません。大きさ違いでセット売りされていることもありますが、妊娠中には1~2本購入しておき、さらに必要であれば買い足すようにするといいでしょう。また、哺乳瓶の乳首にもいろいろな種類があり、赤ちゃんによって飲みやすいもの、飲みにくいものがあるので様子を見ながら揃えていきましょう。

新生児サイズのおむつ

産まれたばかりの赤ちゃんは新生児サイズのおむつを使いますが、どれくらいの期間使うかはかなり個人差があります。産まれたときの体重も違いますし、その後の成長スピードもさまざまだからです。意外とすぐにサイズアウトして余ってしまう可能性も。 なくなると困るものなので妊娠中についたくさん買っておきたくなりますが、おむつはドラッグストアやスーパー、ネットでもすぐに買えるので、あまり心配しなくても大丈夫です。

ベビーソープ

固形タイプや泡で出るタイプなどいろいろありますが、大事なのは赤ちゃんの肌との相性がいいことと、ママやパパが使いやすいこと。ベビーソープ類も大容量やセット売りで安くなっていることが多いですが、妊娠中には少量のものを買っておいて、出産後に実際に使ってみて自分たちに合ったものを見つけましょう。

すぐ使わないものは出産後に買えばOK!

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ベビー用品の中には、赤ちゃんが産まれてもすぐに使わないものがたくさんあります。妊娠中に買っておいても、赤ちゃんに合わなかったり自分が使いづらかったりして結局買いなおすということも。すぐに使わないものは赤ちゃんの様子を見て後から購入しても十分間に合いますよ。

ベビーカー

赤ちゃんが産まれて1ヵ月くらいは外出することもほとんどないため、ベビーカーは出産後の購入でも問題ありません。 ベビーカーには軽量で小回りが利くタイプや坂道も楽に進めるタイプ、車に積みやすいタイプなど、いろいろな種類があります。自宅周辺の環境や生活スタイルに合ったものを選ぶことと、当然赤ちゃんの乗り心地も重要です。

お店では実際に赤ちゃんを試乗させることもできるため、乗り心地や操作のしやすさ、サイズ感などを確かめてから買うと失敗も少ないでしょう。

おもちゃ・絵本

赤ちゃんのおもちゃや絵本は見ているだけで可愛くて、ついいろいろ買いたくなってしまいますよね。しかし新生児期に使えるものは限られていますし、おもちゃや絵本は出産祝いでもらうことも多いです。

いずれは増えていくものなので、妊娠中からたくさん買わなくても成長に合わせて少しずつ買い足していくといいでしょう。

離乳食グッズ

離乳食が始まると赤ちゃんの食器やスプーンのほか、調理器具なども必要になります。離乳食が始まるのは大体生後5~6ヶ月のころ。すぐにその時期がくるだろうと思って、妊娠中から食器などもついでに買っておこうというママもいるかもしれません。

しかし、いざ離乳食が始まるころにはママも離乳食について勉強するため、「もっとちがう商品のほうがよさそう!」と思って結局買いなおすことになる可能性も。 赤ちゃんによって使いやすい食器はさまざまですし、離乳食は前期、中期、後期と成長に合わせて進めていくにつれて、食器やスプーンなども替えていく必要があります。 妊娠中には先輩ママにおすすめの食器などを聞いておいて、離乳食が始まる時期にじっくり選んで購入するといいでしょう。

まとめ

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今回は、先輩ママが買って後悔したベビー用品についてお伝えしました。 ママたちが「これは買わなくてもよかった」と後悔した理由は大きく分けると以下の4つです。

① 赤ちゃんの体質や子育て環境に合わず、使わなかった ② 買わなくても他のもので代用することができた ③ まとめ買いしたが使い切れなかった ④ 赤ちゃんが産まれてから買えばよかった

ベビー用品を用意することは妊娠中の楽しみのひとつですよね。初産の場合は特に「足りなかったら困るから」といろいろと買ってしまいがち。しかし、育児は今後も何かとお金がかるので必要以上の出費は避けたいものです。

この記事でお伝えしたことを意識して、本当に出産前から買っておくべきものをリストアップしておけば、無駄な出費を抑えることができるでしょう。 「買わなければよかった」「お金がもったいなかった」と後悔することのないよう、よくリサーチして出産準備を進めてくださいね。

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