早く会いたい!出産予定日超過の過ごし方~ママ編~

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早く会いたい!出産予定日超過の過ごし方~ママ編~

長い妊娠期間を乗り越えて、ようやく臨月を迎えたママ。 ただ、出産予定日になっても陣痛が来ず、予定日超過して不安な日々を過ごしてるママも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、出産予定日超過しているママの妊娠中の過ごし方についてご紹介します。 不安な日々を過ごしているママは、ぜひ参考にしてみてください。

妊娠中に確認!出産予定日超過は問題ない?

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そもそも、出産予定日超過をしても問題ないのでしょうか。ここでは、予定日超過についてご紹介します。

正産期は妊娠37週~妊娠41週

妊娠中には、赤ちゃんがいつ出ても問題ない時期があります。この期間を「正産期」といい、妊娠37週~妊娠41週6日が該当期間です。この時期には、いつ出産しても問題ありません。

出産予定日超過しても問題ない

そもそも出産予定日とは、妊娠40週0日を指します。そのため、予定日超過をしても2週間はまだ正産期です。出産予定日はあくまでも予定日。出産予定日ぴったりに出産するのは、わずか6%しかいません。出産予定日を前後することはよくあることなので、安心してください。

焦ったりストレスを感じたりするのは避ける

先ほど説明したように、正産期の期間はかなり長く、いつ出産してもおかしくありません。そのため、同じ出産予定日でも、自分よりも早く出産する人もいるでしょう。周りが早く出産すると、焦ってしまうママもいますが、焦る気持ちはよくありません。ストレスで筋肉を硬直させてしまい、さらに陣痛が来づらくなってしまいます。赤ちゃんには必ず会えるので、焦らずゆっくり過ごすようにしましょう。

出産予定日超過ママの妊娠中の過ごし方①陣痛を促す

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ここからは出産予定日超過した際の、ママの妊娠中の過ごし方をご紹介します。まず1つ目は、陣痛を促してみることです。いくつかある陣痛を促す行為の中から、今回は4つご紹介します。

妊娠中に陣痛を促す方法①軽い運動を行う

陣痛を促すのに効果的とされていることが、適度な運動です。出産間近になると、お腹も大きく動きづらいので、どうしてもママは家に籠ってしまいます。しかし実は、正産期はなるべく動いたほうが陣痛は来やすいです。出産に向けて股関節をやわらかくするため、スクワットや床拭きの運動をするとよいとされています。また、散歩や階段を昇降するだけでも、かなりの運動になるのでおすすめです。ただ、妊娠中の運動は無理せず、転倒に気を付けて行うようにしましょう。

妊娠中に陣痛を促す方法③陣痛ジンクスを試す

陣痛ジンクスというものをご存知でしょうか。陣痛が来るとされている行為のことです。オロナミンCを飲んだり、焼肉やパイナップルを食べたりすることなどが挙げられます。必ず陣痛が来るという保証はありませんが、こうした陣痛ジンクスを試してみるのも一つの手です。

妊娠中の過ごし方④病院で人工的に陣痛を促してもらう

出産予定日超過をすると、産院によっては陣痛を促す行為を施す場合もあります。その代表的な例が、内診グリグリと分娩誘発です。内診グリグリは、内診をしてもらう際に、赤ちゃんが出てくる子宮口を手で押し広げてもらう行為で、内診グリグリをしてもらった日に陣痛が来たという人もいます。また、分娩誘発は、薬によって陣痛を促すものです。投薬してすぐに陣痛は来ないので、それまで階段を昇降したりスクワットをしたり、お産に向けて体を動かすとよいとされています。

出産予定日超過ママの妊娠中の過ごし方②マタニティライフを楽しむ

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出産予定日超過のママの過ごし方の2つ目は、マタニティライフを楽しむことです。正産期ともなると、妊娠期間は残りあとわずか。出産するまでの限られた妊娠期間を楽しみましょう。

赤ちゃんに話しかけてあげて

正産期になると、赤ちゃんは外の声がしっかり聞こえています。そのため、たくさん赤ちゃんに声をかけてあげてください。「〇日に産まれてきて~」とママがお腹に声をかけて、本当にその日に産まれたというケースも少なくありません。出産予定日超過しても、ぜひ赤ちゃんに毎日声をかけてあげてください。

マタニティフォトを撮る

正産期は、今までの妊娠期間と比べ物にならないくらいお腹も大きくなっています。今はお腹が大きくて生活するのも大変かもしれませんが、出産したらその愛おしいお腹はなくなってしまいます。そのため、写真などで膨らんだお腹を残しておくのもおすすめです。妊娠中に撮影したときと同じ画角で出産後も写真を撮ると、出産前後の様子が比較ができます。

赤ちゃんを迎える準備を整える

既に赤ちゃんがやってくる準備はしているかと思いますが、出産予定日超過するといよいよいつ赤ちゃんがいつ家に来てもおかしくありません。そのため、赤ちゃんを迎える最終確認をしておきましょう。また、陣痛バッグや入院バッグなど、お産に向けた準備も整えておくとスムーズに出産できます。

出産予定日超過ママの妊娠中の過ごし方③普段通りゆっくり過ごす

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出産予定日超過したママの過ごし方の3つ目は、とにかくゆっくりと普段通りに過ごすこと。あえて何も特別なことはせずに、心身リラックスしておくことはママにとってとても大切です。

ゆっくり過ごすのは妊娠中のママにとって大切

ママにとって、妊娠中は毎日が緊張の連続です。特に出産予定日超過していると、いつ陣痛がきてもおかしくない状況なので、不安や緊張でストレスがかかってしまいます。ただ、ストレスを感じると筋肉が硬直するので、お産がスムーズに進まなくなってしまいかねません。そのため、ママにとって安心できるノンストレスな環境を整えることが大切です。

お茶を飲みながらゆっくり過ごす

好きなお茶を飲みながら家でゆっくり過ごすと、心身ともにリラックスできるので妊娠中のママにおすすめです。体を内側からも温めてあげることで、陣痛を促進させることができます。なお、妊娠中にお茶を飲むときには、ノンカフェインのものを選ぶようにしましょう。

好きなことや趣味をする

出産予定日超過した場合でも、趣味などがある人はぜひいつも通り行ってみてください。手芸・映画・音楽など好きなことをしている時間は、よりリラックスした状態で過ごせます。音楽に関しては、妊娠中に聞いていた好きな音楽を、出産の際に流せる病院もあります。普段の妊娠中と同じリラックスした状況で出産に臨めるので、音楽を流せるかぜひ産院に確認してみてください。また、手芸が得意な場合は、赤ちゃんの靴下や帽子などを手作りしてみるのもおすすめです。リラックスできるのと同時に、赤ちゃんに会えるワクワク感がより増します。出産予定日超過して不安なときに趣味に没頭することによって、ママの不安な気持ちを払拭できることもあるので、ぜひ試してみてください。

アロマなどでリラックスを促す

妊娠中のリラックス効果のあるものとして、アロマもおすすめです。アロマには、安心させたりストレスを軽減させてくれたりする作用のものもあります。もちろん、効能だけではなく、好きな香りでも大丈夫です。アロマも音楽同様、出産時に焚いてよい産院もあります。よりリラックスした状態で出産に臨めるのでおすすめです。ぜひ産院に確認してみてください。

出産予定日超過の妊娠中に外出する際の注意点

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出産予定日超過しても、ママは外出する機会がたくさんあります。 むしろ、外気を吸ってリフレッシュしたり、軽くウォーキングをしたりすることは、陣痛を促すためにも大切なことです。

ただ、出産予定日超過している状態なので、注意すべき点もあります。 ここでは、出産予定日超過しているママが外出する際に注意すべき点をご紹介します。

予定日超過中に外出するときのママの持ち物

出産予定日超過しているママでも、外出する機会はたくさんあります。 その際に、持っていくべき持ち物がいくつかあります。

・母子手帳 ・診察券 ・健康保険証 ・現金 ・携帯電話 ・緊急連絡先のメモ ・大きめのタオルやナプキン

普段、キャッシュレスで現金を持ち歩かないママもいるかもしれません。 しかし、外出先で破水したり、体調が悪くなったりした場合は、すぐに病院へ行かなければなりません。 その際、すぐに病院に行くためにタクシーを利用する可能性が高いです。

今はキャッシュレス化が進んでいますが、中には現金支払いのみのタクシーもあります。 そのため、外出する際には、念のため小銭を持ち歩くようにしておきましょう。 また、破水したときのために、大きめのタオルやナプキンも持ち歩くと安心です。

出産予定日超過中は遠出しない

出産予定日超過していても、外出することは問題ありません。 ただ、遠出や旅行は避けましょう。 遠出しているときに陣痛が起きたり、破水したりした場合、通っている産院まで戻ることが難しい状況もあります。 外出先の病院にかかることは、妊娠期間中のママや赤ちゃんの経過が分からないので、とてもリスクが高いです。 そのため、何かあったらすぐに産院に行ける距離の中で出掛けるようにしましょう。

妊娠中はなるべく1人で出掛けない

出産予定日超過しているときは、ママはなるべく1人で出掛けないようにしましょう。 外出時に陣痛が起きたり破水をしたりした場合、1人で産院への連絡やタクシーを呼ぶのは難しいです。 そのため、誰かと一緒に外出するようにしましょう。 もしも、1人で外出しなければならないときは、外出先を共有し、何かあったときの緊急連絡先のメモを持ち歩くと安心です。

まとめ

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今回は、出産予定日超過しているママの妊娠中の過ごし方についてご紹介しました。 出産予定日超過したら、ぜひ以下のことを行ってみてください。

・陣痛を促してみる ・マタニティライフを楽しむ ・普段通りゆっくり過ごす 出産予定日超過することはよくあるので、まったく問題ありません。

なかなか陣痛が来ず、不安な気持ちから筋肉が緊張してしまうことが、一番出産によくないことです。 自分なりの過ごし方を見つけて、残り少ない妊娠期間をリラックスして過ごしてみてください。

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