産院・産婦人科の選び方のポイント
妊娠が分かるとまず最初にしなければいけないのが産院・産婦人科選びです。出産まで長く付き合う事になる病院なので慎重に選びたいと思っている方が多いと思います。
どう探していいのか悩む事もありますし、何を基準に選べばいいのかが分からないなど産院・産婦人科の選び方のポイントについてご紹介していきたいと思います。
参考にして頂いてより良い出産が出来るお手伝いになればとてもうれしく思います。
妊娠が分かったら早速病院のリサーチを始めよう
内科の病院に行く場合でもどこの病院にするか悩む事があるはずです。近いからと個人病院に行く方もいれば、不安だから総合病院にしか行かないなど人それぞれです。
産婦人科でも同じように悩むはずです。まずは自分の生活圏内のどこにどんな病院があるのかを知る事から初めてみてください。
地図アプリやサイトなどを利用するとより簡単にリサーチ出来るので色々活用してみる事をお勧めします。
家の近くから探す
住んでいる地域にもよりますが、首都圏や市街地などは産婦人科が密集していたりしてたくさんあって迷ってしまう事があります。
まずは生活の拠点の自宅から近い産婦人科から探すようにするよも良いです。家から近ければ何か異変があってもすぐに駆け付ける事が出来るので安心です。
里帰り出産なら地元の病院もリサーチをする
里帰り出産をしたいと思っている場合は地元の病院のリサーチも必要なので親御さんに聞いてみるなどして大体の目安として探しておくと後で慌てる事もないです。
地元だからこそ知っている場合もありますが、調べてみると新しい病院が見つかる事もあったりするのでリサーチしてみるのもおすすめです。
何かあった場合に備えて総合病院も調べておく
自分がアレルギー持ちや持病がある場合に備えて総合病院も把握しておくと安心できます。その場合はかかりつけの医師に相談するとよい案を提示してくれます。
妊娠は体質が変わる事もあるので備えとしてリサーチしておくと何かあった場合に慌てなくてすみます。
自分の妊娠・出産に合った産院・産婦人科選び
出産は大きな出来事なので自分に合った病院にする事をおすすめします。妊娠期間中でも仕事を続けたいなど、妊娠中のライフスタイルに合わせて選ぶ事も出来ます。
妊娠期間は割と長いので安心して通える事を前提に選ぶようにする事も大切です。
出産は色々、どんな出産をしたいかを明確に
最近は色々な出産法があり自分がどんな出産がしたいのかを早めに明確にしてみてください。
無痛分娩や帝王切開、自宅で出産など産院や産婦人科によっては対応していない事もあるのでそれによっての病院選びが必要になってきます。
どの病院がどんなシステムをしているのかはホームページを除くか直接問い合わせてみるのも良いかと思います。
体に心配な事があれば総合病院での出産が安心できる
妊娠中は中毒症や高血圧など人によっては危険な状態になる事もあります。普段から血圧が高めな方や不整脈があるなど体に心配な方は総合病院絵の出産をおすすめします。
持病がなくてもいつ何が起きるか分からない妊娠中はすぐに対応が出来るように様々な診療科がある総合病院は一番安心できる病院と言えます。
病院のシステムや料金なども調べておくと選びやすい
病院によって受診料や出産費用は変わってきます。経済状況を気にするのであれば、比較的安い個人病院がおすすめです。
初めての妊娠の場合、どんなシステムが良いのか分からない事ばかりなので、病院をリサーチする時に見比べて良いと感じる病院を選んでみてください。
気になる事があれば電話で問い合わせれば教えてくれるところが殆どなので気軽に聞いてみると良いです。
個人病院と総合病院はどっちがいい?
産院・産婦人科は個人病院と総合病院で選べますが、どちらがいいのか気になる事もあるかと思います。
その病院にかかって感じる事は人それぞれなので自分に合っているのかは分からなくて当たり前です。
そこでそれぞれの病院のメリットとデメリットをいくつか紹介してみますので選ぶ時の目安として活用してみてください。
個人病院のメリットとデメリット
個人病院はどの地域にも割と多く開業されていると思います。メリットとしては個室が多いという点が人気の理由の一つです。
入院している間の食事も普通の入院食とは違い、和洋中と色々な料理で楽しませてくれる病院が増えてきました。
その他にもお祝いとしてサプライズ的なプレゼントを用意してくれる病院もあります。大変な思いをしたお母さんに少しでも安らぎをとマッサージやヘッドスパなどを用意してくれるなど独自のサービスもあります。
デメリットとしては早産や帝王切開などに対応できない場合があり、早産など危険な場合は総合病院へと運ばれる事があります。
生まれた赤ちゃんに何かあった場合も対応できる施設がないので赤ちゃんだけ総合病院へ運ばれる事もあります。
総合病院のメリットとデメリット
総合病院でのメリットは色々な診療科があるので、検診に行った際に受診が出来る事で気になる症状で悩むことなく安心できます。
出産時に母子共に異常があった場合、迅速に対応が出来るので不安が解消されます。その中でも新生児集中治療室などがあると未熟児などで生まれた場合、離れる事無くいつでも赤ちゃんの様子を見に行くことが出来ます。
又、産後に教室が開催されたりするので他のお母さんと話が出来て楽しいと思える事があります。
デメリットとしては個室ばかりではないので、ほかの入院患者の方と同室になる事もあります。産後は割と神経質になる事がありストレスを感じる人も中にはいるようです。
総合病院の食事は基本的に栄養が重視なので、お洒落な料理が出てくる事は少ないと思います。又サプライズ的なシステムもありませんので楽しめると感じる事は少ないです。
お産の経過で病院が変わる事もあると認識をしていく
妊娠初期から個人病院に通っている場合でも妊娠の経過によっては総合病院に転院しなければいけなくなる事があります。
なので個人病院を選んだとしてもその可能性がある事だけは知っておく必要があります。
インターネットでの病院選びは口コミ重視!
インターネットは今では生活の一部になっていて各病院のホームページなどを確認出来るようになりました。
その病院のシステムや料金はホームページに記載されている事が多いですが、実際に体験すると違ったなどよく耳にします。
今は各病院についての記事があったりするので確認をする事もおすすめですが、一番は口コミをたくさん見る事をおすすめします。
口コミには実際にその病院を利用した方の感想が書かれていてとても参考になります。
システムや料金はもちろんですが、その病院の雰囲気でせっかくの出産という経験が台無しにならないようにするためにも口コミや周りの方の感想を聞くようにしてください。
インターネットでの病院探し
インターネットはなんでも簡単に検索が出来る便利なツールですが全部が正解とは言い切れません。その為間違った情報を取り入れてしまう事があります。
1つの病院の情報をいくつかのサイトやブログで掲載されている場合はしっかりと見比べる事が大切です。
口コミは体験談を重視する
口コミの中にも偽の情報やただ誹謗中傷をしている口コミもたくさんあります。その病院でどんな体験をしてこう思ったなど、明確に体験談と思える口コミを重視するようにしてください。
その上であくまで人の感想であって自分だったら違うかもしれないという事だけは頭に置いておくようにすると先入観なく口コミを見る事が出来ます。
自分が落ち着ける環境の病院を選ぶようにする
インターネットでの情報だけでは確定はできませんが、自分が落ち着ける病院かどうかを見極める事も大切になってきます。
妊娠してから産後数か月までは些細な事にも神経質になる事が増えるのでストレスを感じる事はなるべく避ける方が良いです。
受診をして嫌な思いをしたなどの体験談もあるのでそういう点も見るようにしてみてください。
とても重要なのは医師や助産師との関わり
自分に合った産院・産婦人科選びは大切ですが、やはり一番重要なのは医師や看護師さん、助産師さんとの関わりです。
出産は命がけで挑みます。そんな大事な時間を共有する医師や助産師を信頼していなければ不安になってしまいます。
中には出産とはこうゆうものだという頑固な先生もいたりするので、自分の気持ちを分かってくれないと感じる事があります。
出産も大変ですが産後が一番母体にとって大変な時期で育児も始まります。その時にどう寄り添ってくれるかは病院の施設よりも看護師さんや助産師さんの人柄が関係してきます。
そんな時に心から安心させてくれる人がいるだけでも心強くなるので病院だけではなく、そこで働いている方の人柄も重視してみてください。
まとめ
自分に合った産院・産婦人科の選び方について紹介してきましたが、自分に合っているのかどうかは通院してみないとわかりません。ですがリサーチをする事で大まかではありますがその病院について知る事が出来ます。
調べる事無く家から近いだけの理由で行ってみたら不愛想で不安になったなどと聞くことがあります。調べてから行くことでそういった事は回避できますのでしっかりと下調べをする事はとても大切です。
出産はお子さんと初めて会うとても大切な時間なので心から感動と安らげる環境で迎えてほしいと思います。
今回は個人病院と総合病院という内容でしたが、個人病院によって違うように総合病院にもそれぞれ違いがあります。何回か出産予定を考えているのであれば、産院や産婦人科を変えてみるのも思い出になっていいと思います。
はじめての出産の場合はしっかりとリサーチをする事をおすすめしますが、出産も回数を重ねると自分に余裕も出てくるので違う出産法などにチャレンジする方もいます。
出産の記憶はお子さんが大きくなるにつれて薄れてきますが、病院でのことなどは覚えているものなので自分の思い出の場所になります。
産院・産婦人科選びでその思い出も変わってくるのでより良い思い出を作る為にも参考にしていただいて活用してみてください。