おしるしって何?いつ来るか分からない陣痛の前兆。

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おしるしって何?いつ来るか分からない陣痛の前兆。

出産予定日を控え、いつ陣痛が来るか不安なママも多いのではないでしょうか。 陣痛は、正産期になるといつ起こってもおかしくありません。 ただ、陣痛には前兆があるケースがあります。

陣痛の前兆を知っていると、出産に対して心づもりができるので安心です。

そこで今回は、妊娠中に起こる陣痛の前兆についてご紹介します。 よく聞く「おしるし」や「破水」などについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

妊娠中に要確認!出産前に起こる「陣痛」とは?

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そもそも出産前に起こる陣痛とは、どのようなことなのでしょうか。ここでは、妊娠中に起こる陣痛についてご紹介します。

出産前に起こる「陣痛」とは?

出産の際、子宮は赤ちゃんを外の世界に出すために収縮を繰り返します。この出産前に起こる子宮の収縮が「陣痛」です。陣痛の痛みは、出産前にずっと続いているわけではありません。収縮による痛みが起こる「陣痛発作」と、痛みが収まる「陣痛間欠」を繰り返しています。

出産前後の陣痛の種類は3つ

実は、3種類の陣痛があるのをご存知でしょうか。

・前駆陣痛 前駆陣痛とは、妊娠後期に見られる子宮の収縮のことです。 本陣痛とは異なり、不規則で分娩に繋がらない陣痛のことをいいます。

・陣痛(本陣痛) 分娩に繋がる子宮の収縮のことです。 規則的で、時間が経ち出産に向かうにつれて、陣痛の間隔がどんどん短くなります。

・後陣痛 あまり知られていませんが、分娩後に起こる子宮の収縮のことです。 出産後、妊娠中に大きくなった子宮が元に戻ろうと収縮します。

陣痛の見分け方とは?

出産前の妊娠中の陣痛は見分け方が分からず、本陣痛かと思ったら前駆陣痛だったということも多いです。 そこでここでは、陣痛の見分け方をご紹介します。 まず前駆陣痛と陣痛で異なるのが、陣痛の痛みの間隔です。 痛みの間隔が不規則な前駆陣痛に対して、本陣痛は規則的に痛みがやってきます。

また、本陣痛は時間が経つにつれ、痛みの間隔が徐々に短くなってきます。 痛みに関しても、前駆陣痛はお腹全体が痛いのに対し、陣痛はお腹の前面からどんどん下腹部が痛くなってくるという人も多いようです。

おしるし?破水?妊娠中に確認すべき出産前の陣痛の前兆とは?

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正産期に入ると、いつ陣痛が起きて出産となってもおかしくありません。妊娠中不安な日々を過ごしているママも多い中、陣痛の前兆が分かると心づもりがある程度できます。そこで、ここでは妊娠中に起こる出産前の陣痛の前兆を5つご紹介します。

妊娠中に起こる陣痛の前兆①おしるし

「おしるし」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。 陣痛の前兆として有名なおしるし。

おしるしとは、血が混ざったおりもののことです。 出産間近になると、子宮口は赤ちゃんを通すために開こうと収縮を繰り返します。 その刺激で、赤ちゃんを包んでいる卵膜が剥がれて出血するのが「おしるし」です。

子宮口の収縮が繰り返されているということは、出産が近いということになるため、おしるしは陣痛の前兆として広く知られています。 また、よくあるおしるしのケースとして、妊婦検診の後に見られることも。 出産直前の妊婦検診では、子宮口がどれくらい開いているかチェックをすると同時に、出産がスムーズに進むよう先生が直接子宮口に刺激を与えます。 その刺激によって、妊婦検診後におしるしのような出血がある人も多いです。

妊娠中に起こる陣痛の前兆②破水

陣痛の前兆として、破水もよく知られています。 破水とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて中の羊水が外に流れ出ることです。

破水は、陣痛が起こった後、分娩中に起こる人が多いのですが、中には陣痛より先に破水する人もいます。 破水をした場合、赤ちゃんが外の世界に繋がり感染症のリスクが高まります。

そのため、破水をしたらすぐに産院へ連絡をして産院へ向かうようにしましょう。

妊娠中に起こる陣痛の前兆③お腹の張りが強くなる

出産前の前兆として、お腹の張りが強くなる人も多いです。 出産前は、子宮が収縮を繰り返しているため、普段の妊娠中よりもお腹が張ってきます。

張りがあるときは、安静にして過ごすようにしてください。 あまりにも強い痛みが伴う場合は、別の危険性があるため、すぐに産院へ連絡をしましょう。

妊娠中に起こる陣痛の前兆④胎動が強くなる

出産前は、赤ちゃんも外の世界に出るための準備をしています。 ママの骨盤に頭を嵌めるために赤ちゃんが動きまわり、胎動が強くなることも。 また、子宮の収縮に伴い、赤ちゃんも刺激されて動き回ることから感じる胎動もあります。

妊娠中に起こる陣痛の前兆⑤後期つわりがおさまる

妊娠中の症状として有名なつわりですが、実は妊娠後期にもつわりが起こります。 出産直前になると、急激に赤ちゃんが大きくなるため、ママの胃を圧迫して発生するのが後期つわりです。

ただ、出産直前になると赤ちゃんが骨盤に嵌ろうと下がっていくため、胃の圧迫感が軽減されます。 そのため、出産の前兆として後期つわりが収まったという人も多いです。

妊娠中に陣痛の前兆がきたら出産前に行うべきこと

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ここまで妊娠中に起こる陣痛の前兆についてご紹介してきました。では、陣痛の前兆が起きたらすべきことは何でしょうか。

陣痛の前兆がきたら確認すること①産院へ連絡

陣痛の前兆には、経過観察すべきものと、すぐに産院へ連絡すべきものがあります。 おしるしやお腹の張りなどは、しばらく経過を観察して大丈夫です。

ただ破水は、感染症のリスクがあるので、すぐに産院へ連絡するようにしましょう。 おしるしも、出血の量次第では産院へ相談の連絡をすると安心です。

陣痛の前兆がきたら確認すること②シャワーを浴びる

おしるしなどの陣痛の前兆があったら、シャワーを浴びるのがおすすめです。 出産後は感染症のリスクから、ママはお風呂にしばらく入れません。

シャワーも出産後1日は最低でも入れないので、入れるうちに入っておきましょう。 ここで注意なのが、破水をした場合です。

破水の場合は、感染症のリスクがあるので、出産前からシャワーは禁止になります。 同様の理由から、トイレの温水洗浄機能も禁止なので、注意しましょう。

陣痛の前兆がきたら確認すること③軽食を取る

陣痛の前兆がきたら、軽食を取るようにしましょう。 出産は、とにかく体力勝負。

ただ、陣痛が始まってしまうとなかなか食べ物を口にできない人も多いです。 エネルギーを補給して、出産へ体力を温存するためにも、食べられるときに食べるようしましょう。

陣痛の前兆がきたら確認すること④産院への移動方法の確認

おしるしを含め陣痛の前兆があったら、産院への移動方法を確認しましょう。

特に産院へタクシーなどで向かう予定の場合は、タクシー手配の方法や番号を控えておきましょう。 先に破水した場合、羊水が流れ出てきてしまうので、車のシートなどは濡れてしまいます。 そのため、シートにビニールやタオルを敷き詰めておくのがおすすめです。

また、陣痛タクシーへの登録しておくと産院への移動はスムーズです。 事前に登録できる各タクシー会社もあるので、妊娠中に登録しておきましょう。

陣痛の前兆がきたら確認すること⑤入院バッグの確認

陣痛の前兆がきたら、陣痛バッグ・入院バッグの最終確認をしておきましょう。 出産後の入院中は、かなりの量の荷物が必要になります。 そのため、あらかじめ妊娠中に陣痛バッグと入院バッグは用意しておきましょう。 陣痛の前兆がきたら、いよいよ入院に向けて最終準備です。 妊娠中にまだ入れていなかった携帯や財布などの必需品をバッグに入れておくと、落ち着いて産院に向かえます。

妊娠中に気を付けるべき出産予定日前の兆候

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陣痛の前兆をご紹介してきましたが、実は出産予定日よりも前に起きてはいけない症状もあります。そこで、ここでは妊娠中に気を付けるべき兆候についてご紹介します。以下の兆候があった場合は速やかに産院へ連絡するようにしましょう。

出産前の要注意な兆候①多量出血や激しい腹痛

妊娠中に、おしるしなどの少量ではない多量出血をした場合は、すぐに産院へ連絡しましょう。 また、耐えられないほどの激しい腹痛がある場合も同様です。

出産前の危険な症状として、常位胎盤早期剥離があります。 通常、ママと赤ちゃんを繋ぐはずの胎盤が、出産前に剥がれてしまう状態のことを指します。

酸素や栄養を赤ちゃんに送れなくなり、母子ともに危険な状態に陥ってしまうため、すぐに産院へ向かいましょう。 とにかく我慢は禁物なので、産院へ連絡をして指示を仰いでください。

出産前の要注意な兆候②胎動を1時間感じない

妊娠後期になると、赤ちゃんはお腹の中でぎゅうぎゅうに丸まっているので、なかなか妊娠中期ほどは胎動を感じられないかもしれません。 ただ、必ず赤ちゃんはお腹の中で動いています。 その中でも、1時間以上胎動を感じない場合は要注意です。 赤ちゃんに何か起こっている可能性もあるので、産院へ連絡するようにしましょう。

出産前の要注意な兆候③妊娠37週より前の陣痛兆候

赤ちゃんは、妊娠37週になると外の世界に出ても大丈夫な状態になります。 一方、妊娠37週以前に出産するのは「早産」とされ、さまざまな処置が必要です。 妊娠37週以前に陣痛の前兆が見られた場合は、すぐに産院へ連絡しましょう。

まとめ

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今回は、妊娠中にチェックしておきたい出産前の陣痛の前兆についてご紹介しました。 ただでさえ不安な妊娠期間の中でも、妊娠後期は出産に向けて特にナーバスになっているママが多いです。 ただ、その中でも陣痛の前兆が分かっていると、多少は出産への心づもりができます。 出産前の陣痛の前兆は、以下のようなものがあります。

・おしるし ・破水 ・お腹の張り ・胎動が激しくなる ・後期つわりがなくなる

このような陣痛の前兆があった場合は、産院への連絡を含め出産に向けた最終準備を始めましょう。 陣痛の前兆には、危険なサインが含まれていることもあるため、赤ちゃんやママ自身の状態を常に確認しながら生活しておくと安心です。 今回ご紹介したことを参考に、いざ陣痛の前兆があった際には冷静に対応できるようにしておきましょう。

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