妊娠中の旦那さんができるサポート。~出産準備~

およそ40週にわたる妊娠期間は初期・中期・後期と大きく体調が変わります。その時々に合ったサポートを旦那さんに提案していきましょう。

妊娠中の妻が望む、旦那さんの基本の心構え

「生理が遅れてるかも」から父親になる心の準備を

小さな頃から「いつか赤ちゃんが出来たら、こういうお母さんになりたい」と想像する女性は多いと思います。 成長するにつれ妊娠・出産というものを身近に感じて大人になっていく…というのは、たくさんの女性に当てはまるのではないでしょうか。 パートナーと過ごす中、来るはずの生理が遅れていたり体調がいつもと違うことがあれば 「もしかして赤ちゃんできたかな?」と自然と頭によぎるものです。

そして、戸惑いを抱えつつもまだ見ぬ我が子のことを想像します。 妊娠検査薬を買い、陽性が出るまで旦那さんに言わない人もいるかもしれません。 生理が遅れている時点で、旦那さんに告げる人もいると思います。 どちらにせよ、少なからず不安な気持ちがあるのは確かでしょう。 旦那さんには、そのときの不安な気持ちには寄り添っていてほしいですよね。 そして一緒に「親」になるんだという自覚を、少しづつでも感じていってほしいのいうのが奥様の願いかと思います。

パパは絶対上の子優先で

上の子がいると「下の子が産まれたら上の子優先に」という話は聞いたことがあるかもしれません。 ですが母親はお腹に子どもがいると、本能で胎児を守ろうとする意識が生まれます。 心身変化していく中で、上の子の望み通りにしてあげられない場面もしばしば…。

そんなときはパパに、誰より上の子を優先してもらいましょう。 たくさん遊んでもらい、お腹に赤ちゃんが来る前よりももっと構ってあげてほしいと伝えてみてはいかがでしょうか。 上の子は赤ちゃんが産まれるにあたって、不安をたくさん感じています。 パパとの触れ合いの中で「自分は大切な存在なんだ」とより強く思ってもらいたいです。 そして「産まれてくる赤ちゃんは、大切な家族だよ。大事な命なんだよ」ということをパパからもママからも伝えていきたいですね。

妊娠初期(〜15w)に望む旦那さんのサポート

重いもの・高い所は旦那さんを頼ろう

病院へ行き、無事赤ちゃんの存在が確認出来たらとても嬉しいですよね。喜びも大きい分、心配なこともたくさんあるかと思います。

考えだしたらキリがないので、まずは身近なことをやってもらいましょう!
・重いものは持ってもらう
・大量の買い出しは2人でいるときに
・電球の取り替えなど高い所は旦那さんにお任せ

まだお腹が大きくなっていなくても、大切な命を抱えています。旦那さんには、体を使ったサポートをお願いしたいですね。

なんといってもつわりが辛い!旦那さん抜きではがんばれない

妊娠初期に1番つらいのはつわりです。 個人差はありますが、しばらくの間ひどい車酔いのような症状が多くの人に現れます。 そんなときはいつも以上に労ってほしい…。 「家事はしなくていい、生きていてくれるだけでいい」 というくらいの勢いで構えていてほしいものです。具体的には
・主に食事の用意

つわり中は食材を見るのもイヤで、キッチンに立つことも不可能な状態が続きます。 自分の食事は自分で用意してもらいましょう。 奥様に関してはつわり中食べられるものが限られており、さらに食べたいものは日々変わりますよね。 毎日仕事帰りに買い出しを頼めると助かるかとと思います。 上の子がいる場合は、もちろん1番優先で。 好物のレシピを事前に書き出し、旦那さんに作ってもらうのもいいかもしれません。
・掃除、洗濯

掃除や洗濯がやりたくてもできない日々です。 日々散らかっていく部屋を見て、罪悪感で胸がいっぱい…。 体が思うように動かず、気分はどんどん沈んでいきます。 出来るだけ旦那さんが主体で家事をやってもらいましょう。お休みの日にまとめてお願いするのも良いかと思います。どうかつわり中は無理をしないでくださいね。

妊娠中期(16w〜28w)に望む旦那さんのサポート

つわりが落ち着き、食べすぎるときは…

妊娠中期に入ると多くの人のつわりが落ち着きます。 つわりで思うように食べられなかった分を取り戻すかのように、猛烈な食欲…! そこでハメを外し食べすぎると、体重が急激に増えてしまい母体に良くありません。 体重が増えすぎると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病にかかりやすくなり、母子の命に関わるリスクが増えます。 妊娠初期に奥様はつらいつわりに耐えましたが、今度は食事制限の日々です。 そんなときはぜひ旦那さんも一緒にと、食事制限をお願いしましょう。

食事制限といっても、暴飲暴食をしないように伝えるだけでも良いと思います。 旦那さんが目の前で好きなだけ食事をしたり、お酒をたくさん飲んだりするのは気分の良いものではありません。 「2人の赤ちゃんなのになぜ自分ばかり我慢するのだろう」と奥様のストレスになってしまいます。 なるべく同じメニューを食べて、楽しい食卓を囲みたいですね。

マイナートラブル多発期。旦那さんには広い心でいてほしい

妊娠中期は、お腹が少しづつ大きくなります。 赤ちゃんが大きくなる分、母体にはマイナートラブルが起こりやすい状態です。 命に関わるような症状ではないものの、腰痛や膝の痛み、頭痛や胸焼けなどたくさんの症状が現れます。 見た目ではっきりわかる不調ではないため、旦那さんには伝わりづらいかもしれません。 ですが、24時間お腹の中で赤ちゃんを育てていれば不調があって当然です。

毎日変わる体調に1番戸惑う毎日。 小さな出来事にも情緒不安定になるかと思います。 些細なことでイライラしていても、旦那さんにはそのイライラにつられないようにしてもらいたいですよね。 ホルモンの関係などで、妊娠中はどうにもならないときがある!と事前に伝えておくと旦那さんも寄り添いやすいかもしれません。 旦那さんからすると、言わないとわからないことだらけかと思うのできちんと伝えることが大切ですね。

妊娠後期(29w〜39w)に望む旦那さんのサポート

旦那さんの好みも聞こう!ベビーグッズ

妊娠後期は、どんどん大きくなる赤ちゃんの成長に喜びと安堵が生まれる時期です。 ですが大きくなったお腹の分、体が思うように動かなくなります。 出産に備えベビーグッズを買いに行っても、長く歩けず途中で帰宅…となってしまうことも。 そういうときは事前に、旦那さんにもベビーグッズについていろいろ調べてもらいましょう。 必要なものはリストアップしておき、現場では買うだけ!の状態で出かけると、奥様の負担も少ないです。 もちろん、奥様もベビーグッズについて調べておく必要がありますが、旦那さんと一緒に考えてもらえればなお安心。

肌着の素材は?ベビーソープのメーカーは?ベビーベッドは必要か?
など、細かい買い物から大物まで、たくさん話し合いましょう。 2人で相談すれば、充実したお買い物になることと思います。 1つ1つに、両親の気持ちをこめて買ってあげたいですね。 また、抱っこひもやベビーカー、チャイルドシートなどは説明書を読まないと使いこなせないものもあります。 そういったアイテムも一緒に説明書を読んで、お互いスムーズに使っていけたら理想的です。

出産が怖い!パパ代わって!

臨月近くになると出産を想像し始めますよね。
初産・経産婦・計画分娩・普通分娩…さまざまな事情がありますが、皆大きな不安を抱えているかと思います。 いろいろな想いが駆け巡り

「同じ親なのに、父親は痛くないなんてずるい。代わってほしい」

と思う方も少なくないはずです。
命をかけた大イベントがもうすぐやってくると思うと、旦那さんにいっそ丸投げしたい気持ちです。 残念ながらどうがんばっても出産するのは奥様ですが、旦那さんにしてもらえることもあります。例えば:

・出産時の交通手段をシュミレーション

いつお産が始まるかは、奥様本人にもわかりません。 車で産院へ向かう予定の人は、予定日付近は旦那さんにお酒をやめてもらいましょう。 いつでも運転出来るように、万端でいてほしいですね。 陣痛タクシーで向かう場合は、予め電話番号を控えておいてもらいましょう。 いざとなったら旦那さんが連絡することになるかもしれません。 あらゆる可能性を考えて備えてください。

・バースプランを一緒に考える

立ち会い出産してほしいのか、NGなのかは必ず事前に決めておきたいですよね。 バースプランは奥様1人で考えるのではなく、一緒にプランニングしましょう。 立ち会いをするしないに関わらず、旦那さんにも積極的に考えてもらえれば産まれる実感も湧きやすいのではと思います。 しかし、実際に出産となったときに上手く立ち回れない旦那さんも多いかもしれません。 また、立ち会い出産の予定が、結果として間に合わなかった…。

そんな場合でも、旦那さんが事前にあらゆる準備をしてくれていれば充分幸せと感じるのではないでしょうか。 奥様は命をかけて赤ちゃんを産むので、少しでも負担の減るような事前準備をお願いしたいですね。

まとめ

コミュニケーションを大切に

初めてのお子さんであれば、旦那さんに父親の自覚が生まれるのは赤ちゃんが産まれたあとかもしれません。 奥様は妊娠中にすでに母親モードに入っているので、多少ズレが生じることもあるかと思います。 そんなときは夫婦でたくさん話をする時間を作って、そのズレを小さなものにできたらいいですよね。

また、妊娠の初期・中期・後期とわけて旦那さんのできるサポートを提案しましたが、妊婦さんにはそれぞれの事情があります。 現状に沿ったサポートをしてもらうには、やはりコミュニケーションをたくさんとることが大切かと思います。 誰よりも尊敬し信頼できる旦那さんが、親身になりサポートしてくれたらこれほど心強いものはありませんよね。 妊娠・出産という大きなイベントを奥様だけのものにせず、夫婦で力を合わせて乗り越えていきましょう。

ママもパパも日常的にお互いを支えあっている姿を見れば、子どももきっと嬉しい気持ちになるはずです。 幸せな家庭づくりのために、ぜひ旦那さんには具体的なサポートを提案してみてくださいね。