つわりで上の子をほったらかしにしてしまい、ごめんねと落ち込んでいる方は必見。吐き気やだるさで動けず、上の子にテレビばかり見せてしまう。抱っこをせがまれても応えられず心の中で謝ってばかり。2人目の妊娠中は、つわりと上の子のお世話が重なり、ワンオペで追い詰められやすい時期です。
罪悪感との向き合い方や、横になったままできる上の子との過ごし方、食事やお風呂をラクにする工夫、周囲の頼り方をまとめました。今日から実践できる内容を集めています。
つわりで上の子をほったらかしにしてしまうのは仕方ない?
つわり中に上の子を十分に構えない日があっても、自分を責めすぎなくて大丈夫です。吐き気やだるさ、においへの敏感さなどで、普段どおりに家事や育児をするのが難しい場合があります。今は無理をしすぎず、できることから少しずつ対応しましょう。
テレビばかり見せてごめんねと自分を責めなくていい
つわりの時期に動画やテレビを見せるのは、ママが横になって休むための方法のひとつです。いつもどおりに遊んだり外出したりできない日が続くことがあっても、体調が落ち着いたときに少しずつ親子の時間を作っていけば良いでしょう。
長時間テレビを見せてしまったことが気になるときは、寝る前に「今日も一緒に過ごしてくれてありがとう」と声をかけるなど、短い時間でも上の子と向き合う時間を作りましょう。 ママが休む時間を確保することも、つわりの時期を乗り切るための大切な工夫です。
上の子にイライラしたりにおいがつらかったりすることも
つわり中は、においに敏感になり、普段は気にならないにおいがつらく感じる人も多いです。上の子の頭や口、汗などのにおいが気になったり、抱っこや密着を避けたくなったりすることもあるでしょう。
体調がすぐれないと、普段なら気にならないことにもイライラしてしまう場合があります。自分を責めず、できる範囲で距離を取ることもひとつの方法です。 抱っこがつらいときは、隣に座って手をつなぐ、絵本を読むなど、体への負担が少ない触れ合いに変えてみましょう。
短い時間でも上の子への愛情は伝わる
つわり中は、上の子と長時間遊ぶことが難しい日もあります。 上の子と目をあわせて名前を呼ぶ、話しかけられたら相づちを打つ、寝る前に5分だけ絵本を読むなど、短い時間でできることを取り入れてみましょう。
「ママは今、お腹に赤ちゃんがいて気持ち悪いから少し休むね」のように、体調について伝えるのもひとつの方法です。年齢によって理解できる範囲は異なりますが、ママの様子を少しずつ理解してくれることもあります。毎日十分に構えなくても、できる範囲で声をかけたり触れ合ったりする時間を作れば愛情が伝わるでしょう。
2人目妊娠中のつわりは大変だった?先輩ママの体験談
つわりの重さも、乗り切り方も人それぞれです。実際に2人目の妊娠中につわりを経験したママや一時預かりを利用しながら過ごしたママの体験をご紹介します。
食事の準備が苦痛で、レトルトと作り置きに頼りました
上の子と2歳差で2人目を妊娠しました。1人目のときは仕事をしていたため、つわりはありましたが気がまぎれていました。2人目は家で過ごす時間が長く、食事の準備が何より苦痛に。上の子の分は幼児用のレトルトカレーや納豆ごはんでしのぎ、料理ができる夫に作り置きを頼みました。用意された食事がある日は、それだけで気持ちが軽くなりました。
一時預かりを利用して休める日を作りました
週に2回、一時預かりを利用しました。申し込みの手続きをするのもしんどい状態でしたが、預けた日に休めたおかげで、迎えに行ったときには笑顔で「おかえり」と言えました。預かりのない日はテレビを見せる時間も長くなりましたが、母が時々来て上の子の遊び相手になってくれたことに助けられました。1人で抱え込まずに済んだことが、乗り切れた理由だと感じています。
ご近所の方やママ友に支えられました
2人目の妊娠中、1人目のときには経験しなかったつらいつわりに悩まされました。いつ終わるのかも分からず、気持ちも落ち込む日々。ご近所の方が悩みや心配事を聞いてくださり、栄養がつくようにと果物を差し入れしてくれました。同じ経験をした人に気持ちを分かってもらえたことが、何よりの支えになりました。
つわり中は、食事や育児まで手が回らない日もあります。家族や周囲に頼りながら、その日の体調にあわせて過ごしましょう。
つわりで動けないときの上の子のお世話を乗り切るアイデア
つわりの時期は、ママが立ち上がらずに済む環境を整えておくと過ごしやすくなります。動画や室内遊びの準備を先に済ませておけば、体調の悪い日も慌てずに対応できるでしょう。体調の良い日と悪い日で、過ごし方を分けて考えましょう。
動画配信サービスや幼児向け通信教育を利用する
動画配信サービスには、子ども向けの番組をそろえたものが多くあります。定番のアニメだけでなく、英語の知育番組なども選べるため、 「英語に触れる時間」と考えると、長く見せてしまった日の罪悪感を少し減らせるでしょう。
幼児向け通信教育の教材やアプリなら、シールやワークなど、手を動かして楽しめる遊びも取り入れられます。ママが横になったまま「赤色が好きなんだね」「どれを選んだの?」などと声をかけたり、できたものを見せてもらったりするだけでも、上の子とのコミュニケーションになります。
安全な遊び場を作って横になりながら上の子と過ごす
リビングにマットや布団を敷き、口に入る小さなおもちゃや倒れやすい家具などを片付けておくと、ママが横になりながら上の子の様子を見守れます。ベビーサークルを使って遊ぶスペースを区切っておくのもひとつの方法です。
シールブックや粘土、お絵かき、新聞紙をちぎる遊びなど、座ったまま楽しめる遊びを用意しておくのもおすすめです。 飲み物やティッシュなど必要なものを手の届く場所にまとめておけば、何度も立ち上がる負担も減らせます。
つわり中は家事や育児を最低限にして休む
つわりがつらい時期は、家事や上の子のお世話をすべてこなそうとせず、できる範囲で行い、しっかり休みましょう。掃除や洗濯など、すぐにやらなくても困らない家事は後回しにして、上の子の食事や睡眠、安全を優先すると無理なく過ごしやすくなります。 一人でのお世話が難しいときは、パパや家族など周囲の人に頼ることも考えましょう。 「今はできなくても仕方がない」と割り切り、体調を優先することも大切です。
つわりそのものは妊娠中によく見られる体の変化ですが、症状が重く、水分もほとんど取れない日が続く場合は注意が必要です。「妊娠悪阻(にんしんおそ)」という病気の場合もあるため、我慢せずかかりつけの産婦人科へ相談しましょう。(※)
(※)参照:「MSDマニュアル プロフェッショナル版」
外出できる日は公園や支援センターで過ごすとリフレッシュにも
体調の良い日は、近所の公園や地域の子育て支援センターへ出かけるのもひとつの方法です。家とは違う場所で過ごすことで、親子ともに気分転換になります。子育て支援センターでは、スタッフに相談したり親子で遊べるスペースを利用したりできます。
外出後に疲れが出ることもあるため、 体調にあわせて短時間の利用にするなど無理のない範囲で過ごしましょう。
つわり中でも上の子の食事やお風呂をラクにする工夫
つわり中は食事の準備やお風呂など、毎日の家事や育児が負担に感じられることがあります。「今日は作らない」「お風呂は簡単に済ませる」など、無理しない日を作っておくと、体調の波にも対応しやすくなるでしょう。
ネットスーパーやミールキットを活用する
ネットスーパーは重い飲み物やお米も玄関まで届くため、買い物の負担を減らせます。ミールキットはカット済みの食材と調味料がそろっているものもあり、加熱するだけで主菜ができあがります。
食材を選んだり下ごしらえをしたりする手間を減らせるため、においがつらい時期にもおすすめです。
幼児向けのレトルトや冷凍食品を活用する
幼児向けのレトルト食品や冷凍うどん、おかずなどを常備しておくと、短時間で食事を用意できます。冷凍のブロッコリーやコーンなどを添えれば、野菜もプラスできます。 つわりの時期は、市販品を上手に取り入れながら、食事づくりの負担を減らしましょう。
食事のにおいがつらいときは無理しない
加熱するときのにおいがつらい場合は、火を使わないメニューに切り替えてみましょう。おにぎりやパン、バナナ、ヨーグルト、冷たいうどんなどは、調理に時間がかからず、においも立ちにくいメニューです。
調理中に換気扇を回したり、マスクをつけたりすると、においが気になりにくくなる場合もあります。 上の子には一人でも食べやすいものを用意し、そばで見守りながら横になるなど、無理のない形で過ごしましょう。
お風呂は無理をせず簡単に済ませる
湯船の湿気や立ちくらみがつらい日は、シャワーだけで済ませたり、蒸しタオルで体を拭いたりする方法もあります。汗をかいたときも、首やお尻まわりを拭いて着替えるなど、無理のない方法で対応しましょう。
パパが帰宅してからお風呂に入れてもらったり、体調の良い時間帯に入浴したりするのもひとつの方法です。 毎日きちんと入れることにこだわらず、その日の体調にあわせて負担を減らしましょう。
つわり中のワンオペがつらいときは周囲を頼ろう
つわり中のワンオペをひとりで抱え込むと、体力も気力も消耗してしまいます。頼み先ごとに「何をお願いするか」をあらかじめ決めておくと、体調が悪い日も短い言葉で助けを求めやすくなります。
パパに家事や上の子のお世話をお願いする
「手伝ってほしい」と伝えるより「お風呂と寝かしつけをお願いしたい」など、具体的な内容を伝えるとパパも動きやすくなります。 休日に食事を冷凍しておく、朝の保育園の送りを担当するなど、固定の役割を決めておくのもおすすめです。
実家や義実家を頼る
父母が近くに住んでいる場合は、上の子を数時間預かってもらう、夕食を届けてもらうなど、お願いしたいことを絞って頼む方法があります。遠方であれば、数日間泊まりに来てもらうのも良いでしょう。
頼みたいことがあっても言い出しにくいときは、パパから伝えてもらうのもひとつの方法です。 「一日中吐き気が続いていて、夕方だけ上の子を見てほしい」など、状況とお願いしたいことをセットで伝えると、引き受けてもらいやすくなります。
一時預かりやファミリー・サポート・センターを利用する
つわりで上の子のお世話が難しいときは、自治体などの支援制度を利用する方法もあります。
- 一時預かり:保育園や子育て支援施設などで、子どもを一定時間預かってもらえる制度。(※1)
- ファミリー・サポート・センター:地域の会員同士で子育てを助け合う仕組み。保育園の送迎や子どもの預かりなどを依頼できる場合があります。(※2)
- 産前産後ヘルパー:妊娠中の体調不良で家事が難しい家庭に、ヘルパーが来て食事づくりや掃除などを手伝ってくれる制度。自治体によって実施状況が異なります。(※3)
いずれも事前登録や申し込みが必要なことが多いため、体調の良いときに市区町村の窓口などで利用方法を確認しておきましょう。
(※1)参照:「こども家庭庁」
(※2)参照:「厚生労働省」
(※3)参照:「横浜市」
ご近所さんやママ友を頼る
送迎をパパやファミリー・サポート・センターに任せると、先生からの連絡や掲示物を見落としやすくなります。同じ園に通うママ友に、行事の持ち物や提出物の締め切りを教えてもらえると安心です。 「妊娠中でつわりがひどい」と事情を伝えておくだけでも、気にかけてもらいやすくなります。
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【Q&A】つわり中の体調や上の子に関するよくある疑問
つわりの時期は、上の子への接し方や預け先について迷う場面が増えます。においが苦手になる理由、ほったらかしにしてしまうことへの不安、保育園の送迎ができないときの対応など、多く寄せられる疑問をまとめました。
Q. つわり中に上の子のにおいが苦手になるのはなぜ?
A. 妊娠初期は、においに敏感になることがあります。 上の子の頭や口、汗のにおいが気になるのも、つわりの時期にみられる変化のひとつです。マスクや換気などで、におい対策しましょう。
Q. つわり中に上の子にイライラするのはおかしい?
A. 吐き気や睡眠不足などで体調が悪いと、いつもより気持ちに余裕がなくなることがあります。 強く言ってしまったときは、落ち着いてから「大きい声を出してごめんね」と伝えましょう。つらいときは、産婦人科や自治体の相談窓口も頼りましょう。
Q. つわりで上の子をほったらかしにしても大丈夫?
A. つわり中は、上の子と遊ぶ時間が減ることもあります。 食事や睡眠などをできる範囲で整えながら、無理なく過ごしましょう。 ただし、誤飲や転倒につながるものは片付け、上の子から目を離しすぎないよう環境を整えることも大切です。
Q. つわりで上の子を預けるのはあり?
A. つわりがつらいときは、上の子を預けることも選択肢のひとつです。一時預かりやファミリー・サポート・センター、ベビーシッターなど、利用できるサービスがあります。 自治体によって利用条件が異なるため、早めに窓口へ確認しておきましょう。
Q. つわりで上の子の保育園や幼稚園の送迎ができないときはどうする?
A. まず園に体調を伝え、送迎時間の変更や送迎バスの利用について確認しましょう。パパや祖父母、ファミリー・サポート・センターに頼る方法もあります。 無理に送迎せず、数日休ませるのも選択肢のひとつです。
つわり中は上の子をほったらかしにしてしまっても自分を責めすぎないで
<本記事のポイント>
- つわりで上の子のお世話が十分にできないときは、体調にあわせて無理しないことも大切
- 短い時間でも、名前を呼んだり読み聞かせをしながら上の子と関わる方法がある
- 動画や市販品なども取り入れ、横になったまま上の子を見守れる環境を整える
- パパや実家、一時預かりなど、頼れる相手やサービスにお願いしたいことを決めておく
つわりは、気持ちの持ちようだけで乗り越えられるものではありません。テレビを見る時間が増えたり、市販品の食事が続いたりしても、つわりが落ち着くまでの一時的な過ごし方と考えてみましょう。
動ける日は上の子と少し遊び、つらい日はそばで見守りながら休むなど、その日の体調にあわせて過ごすのも大切です。家族や周囲の人、利用できる制度にも頼りながら、無理のないペースでつわりの時期を乗り切りましょう。










